フランス人から教わった大切な人との付き合い方。大事な事は影響+共有。

どうも。今まで友達にした質問の返事で一番驚いたのが、「納豆に何入れる?」「...水!」って答えだった納豆にはナメタケ派のTAMATEBOXです。(>ε<)...ちなみに納豆と水を本気で混ぜると泡が凄くクリーミー状になるそうです!驚。

さて昨年末の記事「近況ーる」と「海外の就職市場で就活を決意、果たして結果は?」でお話した通り、3年半働いてた会社を辞めて、新しい環境の会社に身を置いて半年が経過しましたが(本当はこっちの会社みたいに100日目リポートみたいなのもキチンと100日目でやってみたかったですけどw)、今回はまた新しい職場、新しい人間関係を築いていく中で大切だと気付かされた事を皆さんと共有したいと思います。Stay tuned!ブラウザーはそのままで。

まずは仕事の近況報告から。前職の50人-100人規模の中規模なITソフトウェア会社から一転、従業員10人弱の小さな会社に勤めています。こっちで俗にいう"スタートアップ企業"ってやつです。マッドサイエンティストチックな社長(カナディアン)の元に、フランス人のプログラマー、ポーランド人の営業マン、その他、ブルガリア人とか色々居てノリが楽しいです。主に電気工事、建築、水漏れ修理などの会社にカスタムしたソフトウェアを開発する会社です。ソフトウェアの中身は退勤&スケジュール管理アプリ、領収書生成ソフト、顧客管理システム、会計ソフトなどを自社開発といった所でしょうか。

そういった業界向けなので、絵で書くとこんな感じです。ちなみにこれはトレードショーというその業界向けの展示会に自分がデザインしたブースです。今回のお題は建築•建設のトレードショーなので”設計図に使うブループリントの背景で、作業現場でウチのソフトウェアを使ってる感じでチャチャっと!"でした。
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自分はこの会社で自称•プログラマーの気持ちが分かるUIデザイナーというポジションでディスクトップ•携帯アプリ等のデザイン•設計を担当しております。実際に見せるとこんな感じです。

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もちろん小さいチームなのでプログラミングのコードも書いてます。今までフロントエンド(表向きのデザイン、コーディング)とバックエンド(サーバーサイド等のプログラミングやデータベース)の両方をどっちつかずでやって来た自分としては丁度、デザイン半分、プログラミング半分って感じの理想的な立ち位置です。

なぜ、プログラマーの気持ちが分かると強調したいかと言うと前職場では美大出身で街角で見かけるポスターを描く様なアーティスティックな人達のデザインをWebサイトに乗せるWebデベロッパーという仕事をしていたのですが、デザイナーさん達とは目に見えない所で結構、対立してた訳ですよ!汗。彼らの美しいデザインは本当に惚れ惚れする物ばかりでしたけど、デジタルでそれを再現する場合に予算や会社のシステムの都合上、妥協しないとダメな所が出てくる。

そりゃー、こっちだって予算も時間も気にせずアーティスティックな物を常に一緒に世に出したいけど、僕ら制作者のコストはプロジェクトマネージャーから厳しく管理されていました。なので、「ここのレイアウトとか機能はコストが足りないので変更してくれないか?」とお願いしても「いや、こんな感じに動くサイトを最近、よく見かけるでしょ?なんとか出来るでしょ?」と取り合ってくれなかった事が多々ありましてですね。「ムキー!」となりつつも限られた時間の中で妥協点を探して製作してました。でも同時に社内でこんな不毛なやり取りはプロジェクト進行する上で、全く必要無いとも感じていたんです。

今は会社が変わって今度は自分のデザインをプログラマーさんに作って貰う立場です。彼らの超ディープにやろうとしてる部分までは分かりかねますが、データーベースからどんな形でデータが送られてきて、どういう風に表示するのが一番、デザイン的にも製作コストにもベストなのか?こんなカッコ良い動きをするボタン機能は大体、何時間で実装可能なのか?などを自分の経験から推測して提案する事が出来るので、もしプログラマーに何か言われたら「はい、さようでございますか。それでしたらこちらのレイアウトはいかがでしょーか?」と常に腹案を持って柔軟に提案しております!笑。プライド無いじゃん?と思われるかもしれませんが、僕は会社に雇われている身なので、全ては予算と時間で折り合いを付ける様にしています。本当に作りたい物は自分の個人プロジェクトでいずれ理想を求めて作れば良いと思う派で、会社のシステムに乗せてでしか自分を表現出来ないのはまだまだ半人前というスタンスですので。

と、まーそんな感じで楽しくも真剣に働いてもう半年になります。恵まれている事は同じチームの人間が凄くイイ人で助けられている事。今日は僕と普段一緒に組んで仕事をしているフランス人プログラマーとのやり取りで学んだ事をシェアさせて頂きたいと思います。


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2/14日のバレンタインデー当日、突然フランス人のゼイビアー君が「ボンジュール!今日は俺、1時間早く帰るよ。奥さんにロブスター料理を振る舞うんだ!ところでヒロシーは彼女に何をしてあげるんだい?」(注)北米では女性側からのチョコレート拡散型のバレンタインデーとは違い、男性が女性に愛を伝える日という認識なので、男性側が女性や家族に素敵なレストランを予約したり、手料理を振る舞ったりする家族サービスディー的な色合いが強いんです

何となく花束とチョコレート、それに晩ご飯でステーキでも焼こうかな位にしか考えていなかったと答える自分に「それなら一緒に仕事終わりにロブスターを買いに行こう。それでどっちが美味しく作れるか勝負しようぜ!ウチの奥さん、タラゴンバター味のロブスターが大好きなんだよね!」という事で、一緒に穴場だというチャイニーズ系のスーパーマーケットで一匹$25-$30位のロブスターを購入。その他、チョコレートにうるさいヨーロピアン目線で選んだらここしかない!というロブソン通りにあるDaniel Le Chocolat Belgeという会社のチョコレート、間違い無い白ワインを一緒に購入しました。そして、、、


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人生初のロブスター調理です。まだ生きてます!汗。

面白かったのはゼイビアー君がしつこい位に写メで料理の経過を逐一報告してきてくれる事!笑。
「ヒロシー、バターはまんべんなく塗ったか?しっかりタラゴンをみじん切りして混ぜているか?オーブンの余熱はバッチリか?俺は今、こんな感じだぞ!」

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「Oui!(ウィ!)」と写メ付きで自分のロブスターを返信するオイラ!

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そんなこんなで楽しく料理完了!フランス人の確かな舌で選んだチョコレートも白ワインも大好評でした!!そして完成したのはこちら!

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いやー美味しかったです。仕事終わりからの一連のプロセス(男二人でロブスター買いに行って、チョコレート屋、ワイン屋巡り)もさる事ながら、ゼイビアー君に色々と教えて貰わなかったら絶対にこんなロマンティックな夜は演出出来ませんでした。

人との付き合いって色々な形があると思います。けれども結構自分の中で大きいなーって感じる事がその人から受けた影響力。今回はそれ+人を巻き込む力というか。きっと彼目線で考えたら、別に無理に誘わなくても次の日職場で、「いやー奥さんがロブスターと白ワインが好きだから、昨日は手料理振る舞っちゃったよ!で、君の方はどうだったの?」で終わらせる事も全然普通だと思うんです。それでも十分、「そっか、そんな手があったか。教えてくれてありがとう。来年は俺もロブスターを作ってみるよ!」って。けど、彼はわざわざ俺を巻き込んで参加型のイベントにしてくれて写メでやり合うっていう面白体験まで共有してくれた。自分はされて嬉しかった事は、絶対に他の人や次の世代に共有したいと思う派なので、こういう形で大切な人付き合いを再確認させてくれた彼に本当に感謝です。


そんな彼に、いつかお礼する気持ちで彼が絶賛するフランスの素晴らしい観光地モンサンミッシェルに行ってお土産話をしたいと思ってます。

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あれ?一緒に行くんじゃなくてお土産話だけかい!と思った貴方。もちろん、照れ隠しですよ!笑。ゼイビアー君はノルマンディー辺りの出身らしく、地元から近いモンサンミッシェルはおススメの観光地だそうです。たまたま日本のテレビ番組で特集してて話を振ったら食い付きが半端無かった!自分は最高の海外旅行の方法の一つはお世話になった友人の地元を訪ねに行く!という思いがあるので、彼がいつかフランスに居る時に訪ねていけたらなーと。もちろん逆もしかりで自分がきっかけで、日本に興味を持ってくれる外国人が居てくれたら嬉しいなーと。それまで日本人、外国人関係なく面白そうな自分の経験は色んな人に沢山共有しようと改めて思えたバレンタインデーの夜でした。

Merci beaucoup! Xavier!(>ε<)...メルシー!ゼイビア君!






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by tamateboxgold | 2014-05-24 14:43 | カナダ生活 (2009.3〜)

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