「感謝祭ターキーの作り方」と「初のサンクスギビングのホスト」
2011年 10月 17日
さて、カナダでは10月の第2月曜日、そしてアメリカでは11月の第4木曜日はサンクスギビングディ(感謝祭)です。諸説ありますが、一般的にはアメリカ大陸に入植したヨーロッパ人が原住民インディアンの助けを借りて、無事に最初の収穫が出来た日を記念する行事と言われてます。
オイラは特定の日に特定の食べ物を頂く祝日が大好きなのですが、この日は家族や友人を呼んでターキー(七面鳥)を豪快に焼いてお祝いをします。他にはマッシュポテトやパンプキンパイなどですかね。
オイラは今年3年目のサンクスギビングディ。過去にお呼ばれしてご馳走になったターキーはこちらの過去記事をご覧下さい。 →「サンクスギビングディ」と「Thanksgiving Day」
そして今年も会社の同僚宅のサンクスギビングパーティーにお呼ばれしておりましたが、、、、ここでちょいと待てよと。。。(>ε<)…うぇいと あ みにっつ!!
毎年×2お呼ばればっかりじゃ、いつまでもホストとしての経験値が増えないでは無いか??そんな自問自答の日々の中、いつもこのブログにコメントをくれるオイラの東京時代のお姉さん的なmanaさん(料理めっちゃウマい!)が友人が居るシアトルに滞在中で、もしかしたらバンクーバーに遊びにくるかも?との情報。そして日本からまた別の友人(次回のブログで詳細発表)がカナダに遊びにくる事になった。
これはもうオイラの家でターキーを焼いてサンクスギビングディのパーティーを開催するしかないとの決断に!ホスト(主催者)になるチャンスは人生で突然やってきます!そしてその日から、カナディアンの同僚にレシピを教えて貰ったり、インターネットで作り方を調べる日々が始まりました。
それではまず材料のご紹介です。
【材料】 日本人なら7-8人前?!
ターキー : 1羽(4㎏)
スタッフィングの元 :1袋
玉ねぎ : 240g
パセリ : 240g
チキンブロス or 水 :240cc
バター :200g
すり潰したリンゴ :1個
セージ:
ローズマリー :
パセリ :
塩・胡椒 :
オリーブオイル :
ゲストへの愛情 : ∞
【その他】
料理用タコ糸
サランラップ
オーブンがある家に住む(北米のアパートでは基本キッチンに必ず付いてますがw)
【作り方】
1)冷凍のターキー(4キロで$10前後)を数日前に購入。早く買わないと売り切れる。それを冷蔵庫で3日かけて解凍、その後塩水に浸けておく。
2)スタッフィング(パン屑)の素を購入(ホストとして望む感謝祭ルーキーイヤーなので無難に素を購入)
3)たまねぎとセロリをそれぞれ"イイ感じ"に切る。2〜3cm角位の大きさかな?そこにニンニク、隠し味にすりおろしリンゴを加える。
4)フライパンに3の材料を入れてオリーブオイルで炒める。そこにバターとチキンブロス or 水を少しずつ入れてさらに炒める。
5)炒めたスタッフィングをキッチンペーパーで水気を十分に取ったターキーのお腹の中に詰めていく。その後料理用タコ糸などで縫い口をしっかり止める。
6)ターキーの表面にバターとオリーブオイルを塗って香り付けのローズマリーを添えて、胸を下にしてトレーへ。
7)355℉(華氏なので、摂氏だと180℃前後)に温めておいたオーブンにアルミホイルを被せて3時間位焼く。30分か1時間毎に焼き加減を見て、バターを塗り足していく。
8)最後の30分でアルミホイルを外し、表面をサクサクなクリスピー状態にして上にパセリを乗せて出来上がり。
9)グレイビーソースとクランベリーソースで美味しく頂く。
こんな感じです。
補足としては、気合いを入れてスタッフィング(パン屑)から作るのもアリですが、カナディアンでも市販の素を使うのが最近では一般的だそうです。すでにターキーに欠かせないセージなどの各種ハーブ&スパイスが入っているそうです。というワケで北米滞在歴が長いmanaさんのお友達のおススメ品をシアトルからわざわざ買ってきて貰いました。(>ε<)…情報ありがとうです!!
この材料の他に味が付いたひき肉なども加えるとさらに美味しくなるそうです。
ハイライトは、5)のスタッフィングをターキーのお腹から(お尻の穴から?!)ガンガン詰めていく所ですかね。
そして 6)の30分〜1時間毎にターキーの表面にバターを足していく作業を忘れずに。チョコボール向井さんの肉体のテカりを参考にしてガンガン塗りましょう。
そして人生初の手作りターキーが完成しました。じゃじゃーん!!(>ε<)…まー正直、manaさんに手伝って頂いたというかほぼやって貰った感は否めませんが!汗。
これにオイラがニュージランドのバックパッカー滞在中にオランダ人から教えて貰った特製マッシュポテトにサラダ、manaさん特製スープなどを添えてサンクスギビング・ディナーが完成♩デザートはエコバックが大人気のWhole Foods Marketで購入した間違いないパンプキン・パイ♩
あとは日本からのゲスト+こっちでお世話になっている友人を数人呼んで計5人でワイワイ楽しい一時を過ごしました。
カナダに来てからずーっと仲の良いフレンチ・カナディアンのジェフも「美味しい!」と喜んでくれました。このジェフ、普段はクールなキャラですが、この日はノリノリでシャンパン開けさせても、トークさせても、トランプさせても笑いの神が降りてました!笑。
さすがにターキーは全て食べ切れずでしたが、残ったターキーは次の日サンドウィッチに。パン2枚にマヨネーズを塗り、余ったターキーの肉、スタッフィングを入れて塩・故障で味付け。そこにグレイビーソースを上からかけて会社にランチとして持って行きましょう!
本当に料理の下準備から楽しい経験でした♩manaさん、助けてくれて本当×100にありがとう!!(>ε<)…You saved my ass!
そして初のターキー作りに挑戦した事でまた一つ、この北米カルチャーに溶け込めた気分になりました!笑。来年も作ってウチでパーティーするぞぉー!!来年は全部1人で作る事になりそうだから今からとても不安ですが、、、ヾ(-д-;)…ところで、このスタッフィングの中身をカリフォルニアロールにしてみたらダメなんでしょーかね?笑。
by tamateboxgold | 2011-10-17 03:56 | カナダ生活 (2009.3〜)